エクササイズ ウエスト
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| Q | コアリズム基本40分でも、体は鍛えられますか？私は過去にダイエット成功しました。ですがビリーからコアリズムにチェンジしてから、体重の減りが一気に停滞し、しばらく(１年半)はキープしてたのですが…最近３kgほどリバウンドしてきたのです。なのでまたDVDエクササイズの運動を週５で始める予定です。コアリズム基本40分でも、充分体は鍛えられますか？(ビリー毎日60分やってたのでコアが軽く感じるので不安です。ですがビリーはハードな反面バストも極度に小さくなるので迷ってます泣)どなたか教えて下さい(´；ω；｀) |
| A | 運動そのものはどちらも体幹に大きく作用するので強度は十分だと思います。しかし気になる点が・・・＜「私は過去にダイエット成功しました。」「体重の減りが一気に停滞し」「最近３kgほどリバウンドしてきたのです。」「バストも極度に・・・」これらはどちらかというと食事内容に問題があって起きる減少だと思います。炭水化物を減らしていませんか？もしくは以前そうしたのではないですか？であれば、運動強度があっても身体には反映されません。炭水化物カット」はほめたところがありません。炭水化物は骨格筋だけでなく呼吸や消化、循環といったことを行う内臓の諸器官にとっても欠かせない活動の源です。蛋白にばかり目を向けて炭水化物を減らすダイエットする人がよく「体重は減ったけど、体脂肪が減らない」という状況に陥りますが、これは炭水化物の摂取量が減ることによって身体が全体的なエネルギー不足を起こすため、内臓を含めた各部の筋肉がやせ細ってしまうからです。つまり失った体重の多くが「筋肉」ということです。肝臓がタンパク質を分解して新しく筋肉を生成するのは身体にとって大変な作業ですが、エネルギーが足りなければ分解も十分に行われず、脂肪に変化して体に蓄積する割合が上がるだけです。やせ細った筋肉では到底余剰脂肪の燃焼にまで追いつきません。さらに、タンパクを動物性食品（肉、卵、牛乳等）で摂取するとどうしても脂質も同時に摂取してしまい、これも脂肪が減らない原因となります。脂肪はそのままではエネルギーとして活用しにくいので備蓄に廻ってしまいます。日常生活でもたしかに脂肪は燃やされていますが、効率よく皮下脂肪を燃焼しようとするには、ある程度の強度の有酸素運動を一定時間以上行う必要があります。例えば「炭水化物１０００カロリー」と「脂肪１０００カロリー」では「炭水化物（糖グリコーゲン）は燃えやすくエネルギー転化しやすいが、脂肪は転化しにくく溜まりがち」、同じカロリーでも脂肪のほうが太りやすくなってしまいます。炭水化物を減らすと、いくら運動しても筋肉はやせ細ったままで、体脂肪は一向に減らないし、内蔵が活発に活動できず代謝も低いままでしょう。「排気量がでかくならない限り燃費は悪くならない」のと同じです。それどころか内臓をそぎ落とすも同じ、場合によっては命を縮めることにも繋がります。しかし人の身体とはよく出来たもので、無理な食事でも３ヶ月もすると小さくなった筋肉が定着、少しのエネルギーでも生活できるサイクルが出来上がります。体重が変化しなくなるのがひとつの兆候です。とはいえ、依然ローカロリーによって生命は危険を感じている状態です。本人は体重が減ったので食事を再び元に戻して、沢山の栄養が入ってきます。しかし筋肉が小さくなっているので、普段の生活にはそれほどのエネルギーは必要ありません。これまで備蓄していたものを再び蓄えなおそうと身体はここぞとばかりにすごい勢いで脂肪の備蓄を始めます。人の身体は一度極度のカロリー制限をすると、生命を維持するために出来るだけ備蓄をしようとする機能が活性化してしまうのです。幾ら筋トレをしても筋肉が再び大きくなるまでには時間がかかります。残念ながら急には余剰エネルギーを消費しきれず、身体に蓄積していきます。これがリバウンドのしくみです。地道に筋トレをするとともに内臓にもきちんとした栄養を送って、失った筋肉を取り戻すよりほか方法が無いのです。個人的には「食事制限」って筋肉が減って効率が悪いし、食欲も抑えなければいけないし、やればやるほどリバウンドしやすくなるのであまり良い方法とは思わないんですけどね。皆それに一生懸命になるのが不思議です。人の身体は適正なものを普通に食べて適度に運動すれば「エネルギー放出型」になるし、食べなければ食べないほど「備蓄省エネ型」になります。きちんとご飯を食べて、脂肪摂取を控えれば余程太りません。コア基本４０分を続ければ体幹も再び強くなり代謝の高い身体になります。余程心配ならたまにフルワークアウトをすればいいです、気分的な問題だけですけど（笑）。参考になれば。 |
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